明治45年に西大寺-森下間が開通してからほぼ3年目に、森下-後楽園間が開通しました。
この後楽園駅が新築落成したのは大正4年11月4日です。
後世、当時の松田基社長は西大寺鉄道がはるか京阪神の方まで走っていく夢を何度も見たと言います。
そういうことにでもなればこの後楽園駅が拠点となっていたでしょうが、実現する前に西大寺鉄道は幕を閉じたことになります。
現在、後楽園駅跡地は夢二郷土美術館になっています。
東側に細く伸びる駐車場部分がプラットホーム及び路線の痕跡です。