
こんにちは。
いよいよ明日から
「わたしたちのけえべん
おめでとう!100歳 ありがとう!100年
西大寺鉄道展」がオープンします。
そこで、今回からこの展覧会の見所なども
お伝えしたいと思います。
どうぞおつきあいください。
「西大寺鐵道展」に展示中のものたち
今回はメインとなる、展示の大半を占める写真についてのお話です。
切符や模型などもまたのちほど登場します。
会場では、ありし日のけえべんの姿や
けえべんとともにあった人々の暮らしを記録した
ほのぼのとあたたかい雰囲気のモノクロ写真を中心に
約150点の写真パネルを展示しています。
今日は、これらの写真の由来について
ご紹介いたしましょう。
42年ぶりの公開となったこれらの写真パネルたちがどのように生まれたのか?
そして撮影された時期や撮影したのはどんな人物だったのか?
これらの謎を解く手がかりは、今から42年前に開かれた
写真展の記事の中にありました。
(トップのイメージは、当時の会場の様子です)
以下は記事の引用です。
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西大寺鉄道写真展開催
「ありし日の軽便」好評
四月十二日から十七日まで岡山市天神町の岡山県総合文化センターギャラリーで「西大寺鉄道写真展」がひらかれた、
西大寺鉄道は、西大寺と後楽園を結んで明治から昭和にかけて五十二年間を走りつづけ、四年前の昭和三十七年九月閉業。鉄道創業には松田与三郎、当時の西大寺町長山口誠孝氏等多くの先人たちの力があり、明治四十四年、西大寺市から長岡までが開通、翌年には森下まで、大正四年に後楽園までの全線が開通した。
いらい半世紀にわたるユニークな鉄道として、当時をなつかしむ人は多い。同展も「ありし日の軽便」と副題がつけられた。
会陽の写真二六〇点は写真家山﨑治雄氏ら会員十九名でつくっている「岡山すぎなクラブ」の制作になるもので、二年数ヶ月の歳月と二万枚にのぼる写真編集を要した。
展覧会は両備バスと岡山すぎなクラブが主催、山陽放送、山陽新聞社、岡山県、市、西大寺市教育委員の後援を得てひらかれ、沿線の人びとや鉄道をなつかしむ人びと、写真愛好家など多くの人々が会場を訪れ各方面に大きな反響をよんだ。
十三日には会場で、西大寺鉄道を語る座談会がひらかれた。山﨑治雄氏ら同クラブ会員、岡長平、巌津政右衛門、小川長松氏ら郷土史家、人見正二、本田光信、安井祐吉、武田正、服部寿恵、出井裕三郎氏ら鉄道関係者、沿線の光信芳雄氏らが出席、文化センター文化課長山本遺太郎氏の司会で当時の思い出を語り合った・・・
「両輪92号(s41.4月)」
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展示中の写真は一部を除いて
郷土岡山の写真家山﨑治雄氏撮影、監修のもの。
けえべんと人々の懐かしい記録であると同時に
写真作品としての魅力にも出会える今回の西大寺鐵道展、
写真を通して見えるもの、写真の幅広い魅力もお楽しみいただけそうです。
ご覧いただくほとんどの写真はビンテージプリントです。
つまり、撮影した写真家の手によって現像されたもので、
作品としても大変見応えのある、貴重なものなのです。
あるときは懐かしい風景や、かわいい子どもたちの無邪気な
表情に元気をもらったり
またあるときは
例えば、視点。天地、左右、前後・・・
自在なアングルに切り取られた写真から、
写真家の眼差しの多様さを追体験する、
という見方もできるかもしれません。
けえべんとたくさんの方の出会いがある、
そして、訪れるたびに発見のある、
何度も足を運んでいただき
みなさんの方法で楽しんでいただけたら
うれしいです。
さいごに。
けえべんの写真パネルを偶然に発掘するという
印象的な、忘れがたい出会いからスタートした
この「西大寺鐵道展」。
その後も、けえべんのご縁で
たくさんの方々との出会いと、お力添えをいただき
準備を進めることができました。
一人一人のお顔を思い浮かべつつ
感謝の気持ちでいっぱいです。
ほんとうにありがとうございました。
西大寺鐵道展は、明日の10時オープンです。
どきどきします。
(つづきます)